カバー工法屋根

カバー工法屋根

住宅のカラベスト屋根カバー工法と工場のスレート屋根カバー工法の2パターンの施工例を紹介させていただきます。

まず住宅の屋根カバー工法の紹介です。

【施工前】

【下地】

【ルーフィング(防水シート)】

【金属屋根(ガルバリウム鋼板)】

工事の流れとして、既設の屋根の上から下地材(べニア板)を施工し、その上にルーフィング(防水シート)を既定の長さに重ね合わせ(上下100mm以上、左右200mm以上の重ね代)、その上から金属屋根(ガルバリウム鋼板)を葺きました。

施工した屋根材はワンタッチルーフというもので、ビスが表に出ない構造なので、雨漏りのリスクを軽減することができます。

カバー工法のメリットとして、既設の屋根を捲る手間や処分代等のコストを削減することができ、張替よりも短い工期で施工することができます。

屋根の断熱効果を向上させるメリットもあります。

上記の建物は弊社の先代が30年以上前に建てた物件で、お客様のお父様が建てられました。

今回は、その息子様からのご依頼でした。

長年、不具合もなく誠実な対応だったので、安心・信用をしてると言っていただき、敷地内に新築と屋根・外壁改修の依頼をしていただきました。

今回は、敷地内の母屋を解体し、そこに新築を建て、上記の建物は改修工事をしました。

母屋は昭和56年5月31日以前に着工されたものに該当したので、刈谷市の解体補助金を利用しました。

補助金額は上限の20万円が支給されました。

【刈谷市の木造住宅耐震改修・耐震シェルター設置費・取壊し費補助は下記リンクから】

https://www.city.kariya.lg.jp/mokuteki/riyou/1007198/1007235.html

また、弊社は(有)宮田鉄工 様の耐震シェルター剛健の施工代理店にも登録させていますので、耐震シェルターや、耐震改修工事等の相談も承っております。

【耐震シェルター剛健は下記リンクから】

https://taishin-shelter.co.jp/

次に工場のスレート屋根カバー工法の紹介をさせていただきます。

【施工前】

【施工後】

上記の工事では、直接工法でしたので、まずフックカットをし、その後金属屋根(ガルバリウム鋼板)を葺きます。

直接工法だと下地のC形鋼の中に電線が入っていると貫通させてしまう危険性があるので、事前に調査しなければいけません。

また、下地にビスで固定する際に、建物内にスレートの粉が落ちるので、下に機械等があるときは、養生する必要があります。

お客様からカバー工法をやって良かったと言われる事で多いのが、当たり前ですが雨漏りが止まった事や、工場内が涼しくなったという声を多くいただきます。

更に断熱効果を高めたい場合は、既設の屋根とカバー工法で新しく葺く屋根の間に断熱材を入れる事も出来ます。

職場環境の改善や省エネ効果もありますので、気軽にご相談ください!(現地調査・見積もり無料)