スレート屋根カバー工法のメリットとデメリットを解説

スレート屋根カバー工法のメリットとデメリットを解説

まず、スレート屋根カバー工法とは、既設のスレート屋根の上から金属屋根(ガルバリウム鋼板)を被せて施工する工法です。

カバー工法の種類として、主に直接固定工法と間接固定工法があります。

【直接固定工法】

既設のスレート屋根のフックをカットし、その上から金属屋根を被せ、既設の下地に固定する工法です。

【間接固定工法】

既設のスレート屋根のフックに下地材を固定し、その下地材に金属屋根を固定する工法です。

【カバー工法メリット】

・スレート屋根の撤去・処分費削減

・操業しながら工事が可能

・雨漏り改善

・断熱性向上

・防音性向上

・美観性向上

・耐久性向上

【直接固定工法メリット】

コストを抑えて施工できる。

【直接固定工法デメリット】

・鉄骨下地の中の電線を貫通させる可能性がある。

・スレートの粉が室内に落ちる。

【間接固定工法メリット】

・鉄骨下地の中の電線を傷つける可能性がない。

・室内にスレートの粉が落ちない。

・断熱材を潰さずに施工することができる。

・下地に屋根材を固定するので、屋根がうねらず、綺麗に仕上がる。

【間接固定工法デメリット】

下地材を施工する分のコストが高くなる。

建物や現場の状況、予算によって施工方法が変わってきます。

現地調査・見積もり無料ですので、気軽に相談して下さい。

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